Athleticism in Brain

運動や筋トレ、体重の管理を記録していく。 体が資本!それにつきる。皆さんも一緒に頑張ろう!

しおや100キロウォーク〜地獄の100kmへの道 その5〜

いよいよ明日である。

 

しっかり準備するぞと誓った1ヶ月前からやれたことは、
・ペース配分等の情報を把握するための20キロウォーク
・日々のジョギングによる体力づくり
くらい。
ジョギングによる減量も期待していたが、体重計の針は微動だにしなかった。

 

ものの準備はというと、ズボンとヘッドライトを買ったくらいで準備不足が否めない。あんなにはりきっていたのに。

 

というわけで焦ってインソールを買ってきた。20キロウォークで課題としていた足先の隙間を少しでも埋めるためである。

 

事前にいくつか調べたのだが、どうやらインソールを丸ごと変えるよりも足先だけに入れるクッションを追加してやる方が良さそうということで、IPI Half Cushionというものを購入した。

 

本来は革靴に入れるための商品だと思うが、とにかく隙間さえ埋まればいいやということで、いつも履いているジョギングシューズに入れてみた。
これがなかなかいい。靴と足との一体感がぐっと増した。

 

ついでに一応SPORTS FITTERというインソールも買ったので、休憩の時に入れ替えてみたりして、足への衝撃に変化を加えて長時間のウォーキングに備えることにする。

 

 

一番の心配は天気なのだが、現在予報を見る限り、曇り。いつ小雨が降ってもおかしくないような降水確率である。
なので一応カッパは入れておく。

 

ただ天気はイマイチなものの、そのおかげで気温が安定している。これはありがたい。
先週までは夜中になると冬の気温だったので、晴れて昼間20℃を超えつつ、夜に5、6℃まで下がってしまうという気温差を心配していたが、取り越し苦労に終わりそうだ。

 

でも一応ダウンは入れていこうかな。寒くて気持ちが萎えるのが一番嫌だから。

 

そんなこんなでいよいよ本番だ!頑張ろう!

 

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しおや100キロウォーク〜地獄の100kmへの道 その4〜

あと2週間を切った。
前哨戦の20キロウォーク以降はこれといった対策に着手できず、なんとなくジョギングするくらいのことしかできていなかった。

 

そんななか、本屋で見つけた「ランニングする前に読む本」を読み込んで再びモチベーションが上がってきている。

 

この本はタイトルの通りランニングに関する内容なので、100キロウォークに向けた付け焼き刃の対策として即効性があるものではない。
しかし、全くのランニング素人がフルマラソンの完走、さらには3時間を切るという高い目標に向かっていくためにどういうトレーニングを積んでいけば良いかというテーマで、著者の運動生理学に関する研究や調査結果、実体験によるノウハウを交えながら理論的に解説してくれている。
これがめちゃくちゃ面白かった!

 

著者の主張するトレーニング方法は以下のとおり非常にシンプルである。
・通常よりもゆっくりとしたペース(にこにこペース)のジョギングをトレーニングとする
・歩幅を狭くしてフォアフット(足の指の付け根あたり)で着地する

 

にこにこペースとは、主観的に「楽だ」と感じるペースのことなのだが、このペースでの運動が体内の糖または脂肪をエネルギーに変えるという点でも理にかなっているという。

 

にこにこペースでトレーニングして脂肪をエネルギーに変えると当然減量にもなる。
そしてこの体重減がマラソンのタイムをどれだけ縮めてくれるのかという計算方法も紹介されている。

 

この計算方法によると、体重70kgで初マラソンのタイムが7時間だったA君が、10kg減量して体重60kgになった時、推定タイムは5時間53分となる。

 

10kgの減量は相当きついものであるけれども、走る能力を上げずに減量だけで1時間もタイムが縮まるというのは驚きだ。
ぜひ実験してみたい!

 

というわけでまずは自分自身のにこにこペースを測ってみた。

 

(やり方)
1. スマホのアプリ(今回はRuntastic)を使ってジョギング中の速さを測る
2. フォアフット着地を意識しながら少しずつペースを上げてジョギングする

 

フォアフット着地についてはこの本の特設ページで動画でも解説してくれている。
http://bluebacks.kodansha.co.jp/special/running

 

結果は、
時速6km, 7km   かなり楽である
時速8km      楽である
時速9km      ややきつい
となったので、現時点での自分のにこにこペースは、時速8kmということになった。

 

先日20キロ歩いた時のペースが時速6kmだったので、まあ妥当なところかな。
トレーニングを続けていけば、にこにこペースも徐々に速くなってくるので、その数値の上昇を楽しみにしてジョギングを続けていこう。

そしていつかフルマラソンにも挑戦してみよう。

 

ちなみに「ランニングする前に読む本」ではフルマラソン参加まで最低3ヶ月はにこにこペースでのジョギング(=スロージョギング)のトレーニングをするよう推奨している。

 今から順調に行くと夏前の大会か。

地獄だな(笑)

 

それはさておき、100キロウォークに向けて残り10日くらいでちょっとでも体重落としておきたいなぁ。

 

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しおや100キロウォーク〜地獄の100kmへの道 その3〜

(その2からのつづき。前哨戦20キロウォーク後編)
歩き始めてすぐに気がついたのは靴が少し大きいかなということ。

 

普段はゆったりしていて履きやすいと思っていたが、これから長距離を歩くと想定して靴の中の自分の足に注意を向けてみると、なんだか隙間だらけでゆるい。


踏み込んだ時に靴の中で足の裏が滑ってしまうというほどではないが、指の付け根の上あたり(靴紐よりも先端に近いあたり)に空間があって、靴と足が一体化できていない感じがする。

幅や長さは問題なさそうだが、このつま先付近の上下の隙間が一歩一歩歩く際に過剰な踏ん張りを生み出しているように思えた。徐々に筋肉の疲労なのか踏み込む衝撃への疲労なのかは判別できないが、そんなものが足裏に溜まっていく感覚があった。


これは厚めのインソールや靴下で隙間を埋めて、つま先が靴の中で固定されるようにした方が良さそうだ。

 

 

歩いているうちに街なかを出て田んぼ道に入った。

気温は低めだが、よく晴れていて日も差しているので街なかでは暖かかったが、周りに遮るものがない田んぼ道は風が強くて寒い。

 

一応ウィンドブレーカー的なものを着ていたが、それでも足りなかったので上からダウンジャケットを羽織った。大会当日は3週間後とはいえ気温の低さは警戒した方が良さそうだ。特に日が落ちてからは冬だと思って臨もう。
寒さ対策としてダウンジャケットは持って行くことにする。下は暖パンではなく、軽めのウィンドブレーカー的なやつがあれば十分かな。

 


歩くペースの方は自分にとって無理のない速さで進んでいたら、ちょうど予想通りの時速6kmだった。この情報が把握できたのは大きい。


1時間歩いて10分休憩するペースで行くと、7時間で36km進む計算になる。大きな休憩を考慮せずに計算すると、20時間くらいでゴールできることになる。

そういう見立てができてくると、残り4時間が自分の持っている貯金だと考えることができる。

体力消耗によるペースダウン、食事、足の痛み、眠気、モチベーションの低下などをこの4時間でカバーすれば完歩できる!

なんだか少しだけ大会当日への見通しが良くなってきた。

 


そんなことを考えることにも飽きた頃、次なる問題が見つかった。”退屈”である。

 

田んぼ道の景色にも慣れてくると、”退屈”でたまらない。しかも建物もほとんどないので、いいペースで歩いているのにぐんぐん進んでいるという感じが全くしない。

 

そうして”退屈”を感じているうちに、徐々にメンタルがやられてくる。弱音が次々に沸き起こってきて、休憩したくてたまらない。

このモチベーションの低下に強風が追い打ちをかけてくるようで、寒さが上乗せされてくるとなおのこときつかった。

 

1時間おきの休憩を想定していたが、”退屈”に襲われたら1時間も歩き続けられないかもしれない。しかも先ほどの見積もりのとおり、休憩はあるにせよ20時間歩き続けるのだから、”退屈”にノックアウトされる可能性も十分にある。


現時点でこれといった対策が見つかっていない。残り3週間程度でなんとかしなければ。。。

 


途中で3度の休憩を入れながら、3時間40分でゴール地点へ到着した。
思っていたほどの疲労感はなく、足の痛みも少し休憩してやるとおさまる程度だった。

 

意外といけるんじゃね?的な浅はかな思いは翌朝の筋肉痛で全て消え去るわけだが、当日のことだけを考えればおそらく40kmまでは行けそうという感触だ。
その先は今回の20kmウォークでは測れない未知の領域である。

 

もっとこのくらいの長距離の練習をしたいが、如何せん当日まで時間がなく、当日までのコンディション調整を考えれば、ど素人はこれ以上の予行演習は避けた方が良いだろう。

 


今回の20kmウォークで得た知見は、
・インソールで足先の隙間を埋める対策をする
・寒さ対策は絶対必要!
・自分の無理せず歩けるペースは時速6km
・退屈対策を練るべし!
・20kmはクリアした、40kmくらいまでなら行けそう
であった。


インソールも早く試してみないと、結局イマイチだから直前に靴を買おうなんてことになりそうだな。

しおや100キロウォーク〜地獄の100kmへの道 その2〜

かかとやふくらはぎに軽い痛みがある。太ももは前後にスムーズな動きができず、重い。


地獄の100kmの前哨戦と称して、自宅から20kmのウォーキングに挑戦してきた。

トレーニングの一環であることはもちろんのこと、当日の戦略を立てるための情報集めも大きな目的の一つであった。何を着ていけばいいのか、どんなアイテムがあったほうが良いか、メンタル面では何を気をつけるべきか、などなど心配事は山のようにある。

 

出発前に特に把握したかった情報は以下のとおり。
・今持っている靴で大会当日もいけそうか?
・自分が無理せず歩くことができるペースは時速何kmか?
・どんな服装で歩くのが快適か?
・20km歩いてどんな感触か?バテバテ?まだいけそう?楽勝?

 

今回の地獄の100kmは24時間という時間制限がある。

遅ければたとえ体力が残っていても完歩できない厳しいルールが敷かれているのだ。

 

24時間で100kmということは一般的に言われている、人が歩く速度(時速4km)では完歩できない。

一切休憩せず、眠気にも耐え、時速4kmで歩き続けてもタイムアップの時点で4km足りない。当然この距離ではゴール地点を目にすることすらできずに終わってしまう。

 

だからこそ自分のペースを事前に把握し、当日どんなペースで歩けばよいのかをイメージしておく必要がある。
なんとなくの予想は時速6km。

 


練習用の20kmはGoogle Mapsを使って測定した。自宅から適当な距離の駅まで歩いて、帰りは電車やバスを使って帰ろうという計画である。

 

ちなみにGoogle Mapsでの距離の測り方は、
<PCの場合>
スタート地点で「右クリック」して、出てきたメニューから「距離を測定」を選択する。
そうすると丸印がスタート地点に着く。
次にゴール地点を「左クリック」すると、ゴール地点とスタート地点が物差しのような直線で結ばれて距離が表示される。

 

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ただ直進行軍でもしない限り直線距離を測る意味はないので、次はこの距離測定用の物差しを折り曲げて実際に歩く道に沿った距離を測れるようにする。

 

物差しの上にマウスのカーソル(矢印)を持っていくと、丸印が現れる。
そこで「左クリック」して押したまま道路に沿った地点まで持っていって離す。(要はドラッグする)
これで物差しが見事折れ曲がって、実際の道路に沿った距離を測ることができる。

 

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あとは辛抱強くゴール地点までくねくねと曲げていく。


スマホの場合>
なぜかPCとは使い方が違う。

こっちはまずスタート地点を長押しすると、目印がついて住所なり建物の名前なりが表示される。
その表示された住所または建物をタッチすると、画面全体に詳細情報が出てくる。

そこで下にスライドしていくと「距離を測定」があるので、タッチする。
すると、再び地図が表示され、スタート地点に丸印が付きます。

あとは地図をスライドすると点線が引かれていくので、道に沿うようにしながら、交差点などの曲がる地点で「地点を追加」をタッチする。
これをひたすら繰り返してゴール地点まで距離を測ることができる。


個人的にはゴールを先に決めてから道順を決められるのでPCの方が使いやすかった。

 


20kmウォーク当日の気温は6℃だった。
歩き続けるとはいえ、やや寒いので小さめのリュックに厚めのダウンジャケットを入れ、上はサッカー用?のウィンドブレーカーみたいなジャージ、下はユニクロの暖パンといういでたち。中は長袖の機能性インナーと同じくタイツ。

 

黄色の派手なリュックを背負って鏡を見た時は我ながらダサいなと苦笑してしまったが、とにかく出発した。

(その3へつづく)

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しおや100キロウォーク〜地獄の100kmへの道 その1〜

先日、小旅行に出かけるため寒い駅舎の中で始発を待っているときに、置いてあったタウンペーパーを何気なく手に取った。パラパラとめくっていると「地獄の100km」というフレーズが目に飛び込んできた。

 

「塩谷で地獄!?」

 

その瞬間から何かに取り憑かれたように、勢いで申し込んでしまった。

 

あの衝動はなんだったんだろうか?という疑問が頭に浮かびながらも1週間以内に参加費を振り込むという決まりは忠実に守って支払いを済ませると、参加受付票なるハガキが届いた。

ハガキを見てみると「ゼッケン番号」という表記の下に数字とバーコードが記載してある。
裏面を見てみる。「START:13時」とともに会場が指定してある。そして「大会当日に必要なもの」というリスト。

 

受付票(このはがき)、ヘッドライト(必携)、健康保険証、行動食、水筒、マグカップ、衣類、薬、絆創膏、雨具

 

なぜヘッドライトが必要なんだ?行動食?雨具?なぜ?

 

ここでようやくピンときた!
「地獄の100km」とは要は24時間100キロの耐久レースである。
http://www.shioya100.com

 

そう、訳も分からず100キロ歩いて24時間で完歩しなければならない役務に自ら飛び込んでしまったのである。
無責任にも、ハメラレタ!と言わざるを得ない。
公式ページに載っている、ゆるキャラにしては意外と完成度の高い「ジゴ君」にもなんだかイラついてくる!


しかし、冷静になって考えてみると、当日まで時間がない。近所の公園をぐるっと回ってくる1キロちょっとの散歩道とは訳が違う。ヘッドライトがいるってことは夜中も歩けってことだよな?行動食ってことはナプキンつけてナイフとフォーク持って食べるという雰囲気じゃなさそうだ。雨具?絆創膏?何が起こるんだ?


そんなパニックに勝手に陥りながら1週間、2週間と時は過ぎ、大会まで残すところ1ヶ月を切った。
不安に思っていても地獄は向こうからやってくる。戦いの準備をせねば。

 

ということでようやく重い腰を上げて準備を始めることにする。
持ち物と練習と当日の作戦を用意して臨みたい。

 

当然昨今流行りのマラソンなど全く出たことがない。歩き続けた24時間後に壊れない体作りとそれをサポートするアイテムでなんとか乗り越えたい。

 

次回から緊急対策本部を立ち上げて、早速行動に移ることにする。(本日はうだうだ言ってるだけで何もしてない)

 

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からだ鍛えるぞ!いま再び!

30代も半ばを過ぎ、仕事のストレス発散だからという言い訳がいっぱい詰まったビール腹を眺めている。

なんとも情けない気持ちがこみ上げてくる。

あの活力をもう一度!と思い出に浸るにはまだ早過ぎないか?

 

そう思ってジョギングを始めたのが半年前。しかし寒くなって続かなくなってきた。

しかもジョギングだけだとイマイチ自分の体が変化している感じがなかった。やっぱり筋トレをやろう。
そして今度こそ継続させるために何か変化を加えようと思って、このブログを始めることにした。

自宅での筋トレと近所でのジョギング(場合によってはウォーキング)の記録とさしあたっては1ヶ月後に迫っているウォーキングの大会へ向けた準備を綴っていく。

 

自分一人では続かない。だから世の中のいろんな人たちの助けを借りてモチベーションを維持していきたい。

引き締まった体になって、10年のサラリーマン生活でくたびれてしまった心まで蘇らせたい!